この動画が1000再生突破した。
これだけ伸びがおかしいんだよなあ…二匹目のドジョウ狙った動画は鳴かず飛ばずなのに…
伸びる理由はタイトルかなあと思っていたが、もしかしたらサムネが良かったのかもと思い始めている。
で、上の動画ではスピードにあまり差はないということになったelosとBananaですが、今回明確に差がついた。
Bananaで登り切れなかった坂をelosで軽々登れてしまったのだ。
つまりこれでようやく以前言っていたelosの優位性を説く記事が書けるようになったということだ。
というわけで今回はelosがポンピングしやすいのは何故かを書いていきます!
回頭性が高い
これはポンピング解説番外編で説明しましたが…トラックが曲がりやすい方が後ろ足の踏み込みをダイレクトに伝えやすいわけですね。
路面からの反発をそのまま直線で持っていけるので効率がいいわけです。
で、elosのトラックはRKP(リバースキングピン)という曲がりやすいトラックを採用しているのでこの点において非常に優れています。
また高い回頭性は登坂においても威力を発揮します。
自転車でヒルクライムをしたことがある人はわかると思いますが、ジグザグに走ると少し傾斜が緩くなるんですよね。
ぼくのBanana Boardは自作アングルライザーで回頭性を上げていますが、それでもelosのRKPには及ばないため、傾斜の影響をもろに受けてしまい止まってしまうのだと推測できます(平地だとそこまでの差は見られない)
デッキの幅が広い
そして今回一番書きたいのがここです。elosは初心者でも安心して乗れるように横に広い形状をしていますがこれがポンピングの効率に大きく寄与しているのです。
この動画でわかると思いますが、右のBananaでは足が板から大きくはみ出ているのに対してelosは拇指球(親指の付け根)から踵までが乗っていますよね。これが体重の伝わり方に大きく影響してきます。
ここで「拇指球と踵」というキーワードが出てきました。まずこれについて解説します。
これは足を横から見たところです。赤くなっているところは地面に体重がかかっているところです。
我々が普段地面に立っている時にはこの2点で体重を支えているということですね。
これが自転車だと拇指球だけになったりまたある時は踵だけになったりするわけですがとにかく体重がかかるのは「拇指球」か「踵」だということがわかればOKです。
それを踏まえて次の画像を見てください。
これはBanana Boardに乗っているところです。
そう、体重を支えているはずの拇指球と踵が板に乗っていないのです(ちょっと小さく描きすぎた気がするけど気にしない)
この状態でポンピングをすると、拇指球や踵に体重をかけると落ちてしまうため、必然的に土踏まずで踏む形になります。まあそれでもポンピングの原理で説明した後輪を押す動作にはなるので進むことはできるのですが、一番体重をかけやすい場所ではないのでパワーは落ちてしまいます。
さらに拇指球と踵が乗っていないことによってもう一つの問題があるのですがこれは後述します。
で、これがelosに乗ってる状態。拇指球と踵が乗っているので常に最大限の荷重をかけることができます。
(板の描き方にかなりの恣意を感じますが、ホントかよと思う人は上の動画を見てもらえれば)
ぼくとしてはこれが本当にでかいと思っていて、ポンピングのしやすさは大体この後ろ足の踏み込みのしやすさで決まると思っていました。
(まあ回頭性も大事なんだけどいくら回頭できても踏めなきゃ進まないからね)
しかし登坂をやってみたことでそれだけではないということに気付いたのです。
ではもう一つの要素とは…長くなったので次回で!(いつも一発で書き切れんなー)