ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

スポンサーリンク


ぼくの自転車:DAHON Mu SLXの紹介
ぼくのスケボー:elos skateboardの紹介
ポンピング解説 番外編 やポ 続やポ 講座 練習 おっさん
やまめ乗り解説

ぼくのスケボー:するるん閣下③

前回の考察から、ジャンプの高さを抑えて代わりに膝を上げるという方針を掲げていたわけですが、まあ言うは易しw

とにかく膝が前に出ない。

 

そこで、何故前に出ないのかを検証するために、そもそもこの動きはどの関節をどう動かしているのかを調べることにした。

 

まず関節ですが「膝出すんだから膝でしょ?」と思う人がいるかもしれませんが、今見ているのは膝そのものの移動なので、動かすのはさらに根本の関節、すなわち股関節となります。エルボーを打つには肩を動かさなきゃいけないのと同じですね。

そこで股関節の動き方について調べます。

www.mcdavid.co.jp

ここを見てみると股関節の動きには「屈曲↔進展」「内旋↔外旋」「内転↔外転」の3種類があることがわかります。ではオーリーの膝を上げる動きはこの中のどれでしょうか?

「膝を上げるんだから屈曲でしょ?」と思いますが実は違う。

何故なら屈曲は膝を前方向に上げる動きだからです。

オーリーをやる時は体は横を向いていますから、屈曲の動きだと進行方向に対して垂直の動きとなってしまうのです。

そうではなく膝は横に上げて、なおかつ進行方向を向くように捻らなければいけない。

 

つまり外転+外旋が正解なのだ。

ここが落とし穴。「膝を前に出す」と聞くと膝をまっすぐ上げる、いわゆるもも上げの動きが連想されますが、実は使う筋肉が違うのです。

www.jinko-kansetsu.com

前の記事でぼくは「太ももに力を入れればいい」と書きましたがそれは間違いで、ここを見ると力を入れるのは太ももではなくケツ周りの筋肉であることがわかる。

ちなみに外旋筋にはよくわからない名前が並んでいますがこれはいわゆるインナーマッスルの類らしい。

 

結局のところ、力を入れるのは脚の本当に根本の部分だけで、脚そのものは脱力でいいということになる。

これは結構衝撃。ぼくが今まで「前足が前に行かない」と苦心していたのは脚力が足りないからだと思っていたが、むしろ脚力が邪魔していたのだ(脚力が強いという意味ではないので誤解なきようw)

 

考えてみれば最近は「テールヒットの音が鳴ったらノーズを押す」というスタンスで練習していたので、弾くまでの間は脱力を意識していた。それがよかったのだろう。

というわけで今後はケツで膝を上げるという意識で練習していきます。

ちなみに「”ケツで膝を上げる”」と引用符付きでググったら1件もヒットしなかった…何気にすごい発見?w

スポンサーリンク