今日は天気が悪いので例によってクソ長文考察を書いていきたいと思います。
前回記事ではジャンプ時に真下ではなく前後の足でハの字に踏むことの重要性を確認しましたが、今回はそれを実現するための内股の効果を見ていきます。
まず、内股とは解剖学的にどんな動きなのかを、例によってこのサイトで見てみる。
膝を内側に寄せて、なおかつ内側に向けているので内転+内旋です。
と、ここでこのブログをよく読んでおられる方(いねーか)は「あっ」とお気付きになるのではないでしょうか?
そう、この動作は前足の引き上げ動作(外転+外旋)の真逆の動きなのです。
つまりこの後の動作のためのテイクバックのような動きとなっているのです。
そう思って自分のフォームを見てみると、内転も内旋もしていないところから跳ぼうとしているので、これでも跳べなくはないけれども非常にもったいない状態だなと思う。
ボールを蹴るのに足を後ろに振り上げないで気を付けの姿勢から蹴ってるようなもんですからね。サッカーならそれが意表を突くシュートになったりするけれども、別にノーモーションでオーリーやって人を驚かせるつもりはないので入れられる動作は入れた方がいいでしょう。
というわけでとりあえず内股状態からオーリーをスタートしてみようということになるわけですが、ここである疑問が浮かぶ。
確かに膝を上げるのに内転してからの方が勢いがつけやすいのはわかるが、内旋ってそんなに重要か?
これはめちゃんこ重要です。
例えばこのサイトでは野球のピッチングにおける内旋→外旋の重要性を説いています。その詳細についてはちゃんと読んでないので割愛しますが(えー)要するにこの動きをすることで体の外側に向かってすごいパワーが出るということが言えると思います。
この内旋の動きを極限まで高めたのがかの有名なトルネード投法です。
この投法は体がめっちゃ回っているので腰を捻っていると思われがちですが、この画像を見ればわかる通り腰は全く捻っておらず、軸足をめっちゃ内股にすることでここまで体を回しているのです。よく見ると右脚がやべー方向に向いてますよね。
そしてその脚を一気に開くことで体の推進力を生み出し、球速に転化させるのです。
あれこれ何のブログだっけ?
とまあここまで内股の重要性を説いてきたけどこの人とか全然足開いたまま高く飛んでるな…スタンスも広めでゆったりしてるし、クルーザーオーリーとしてはこっち目指した方がいいかもしれない。まあとりあえずちゃんとしたオーリーを完成させてから軽くしてった方がいいと思うんで、まずは内股意識でやってみようと思います。