ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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ぼくのスケボー:ポンピング五輪書

過去記事で一節を引用した縁もあり、宮本武蔵の「五輪書」を今読んでいます(縁を半年以上放置する奴)が、なかなか面白い。

 

まず武蔵がこの書を著すに至った経緯が面白い。

武蔵といえば巌流島の決闘が有名ですが、「五輪書」に書いてあるような兵法を当時の武蔵は全く身につけておらず、それまでの試合で勝てたのはたまたま自分の方が強かったから(意訳)だと言っています。それでいて生涯無敗。これって前回の記事で書いた天然ミックスそのものじゃないですか。

つまり…何もしなくてもハイトーンが出せたボーカリスト武蔵が、巌流ライブで己の未熟さを知りボイトレに励んだことで独自の発声理論を編み出し、それを書き記したのが奇跡のハイトーン五輪書なのです。

 

次に面白いのが武蔵の性格。武蔵は徹底的な実利主義で役に立たないことはしないという。

これに関してはぼくも似てるかなあという気がしました。今まさに役に立たないブログを書いているというのは置いておいて、ぼくにとっては自転車もスケボーも移動手段だからです。

もちろん趣味なので乗ってるだけで楽しいけれども、ぼくは行きたい場所がある時しか自転車に乗らない。「ちょっと荒サイ走ってくるかー」みたいな走り方はしない。そこがローディーと違うとこかなと思う。スケボーに関してはもう少しゆるくて、公園で一日中滑ったりもしているけど、所有するのはあくまで移動のため。

で、ここからが大事なんですが、ぼくが激しく執着するポンピングもまた、単なる技ではなく、プッシュしないで進むための手段なんですよね。つまりプッシュより楽に進めなければ意味がない。ぼくのポンピング記事は、全てこの理念のもとに書かれているということです。

だから最近急にやりだした腕を使ったポンピングも単なるパフォーマンスではなくより楽に進む方法の模索であることは言っておきたい。

余談

さて、今回の記事で天然ミックスのボイトレ本であることがわかった五輪書ですが、そうなると前回言ったように「才能でしょそれ?」となってしまわないかという懸念があります。そこは武蔵だし大丈夫だろ~と思いながら読み進めると

太刀は両手武器じゃないから片手で振れるように特訓しとけよ?そうすれば両手で2本持てるからな。(意訳)

みたいな文があって、本当に大丈夫かよ!?となりました。

おわり

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