ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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ぼくの自転車:DAHON Mu SLXの紹介
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やまめ乗り解説

ぼくの自転車:STRiDAのハンドルの持ち方解説

家から出れないからって苦し紛れのネタで更新してるように見えるがその通りだ。

前振り

私が現在乗っている自転車は2台あり、一つはTOP画にも鎮座しているDAHON MuSLX、そして今回登場するSTRiDA LTだ。

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このSTRiDAはMu SLXに比べると走行性能は落ちるものの、圧倒的な畳みやすさを誇るため、最初から輪行が決まっている時や、近所のスーパー行く時などに使っている。

で、ここからが本題なのですが、このSTRiDAは見ての通りかなり特殊な自転車なのでカスタムの余地があまりありません

辛うじて他社品が使えるサドルとペダルこそ交換していますが、その他のパーツは基本的に純正品を使うこととなります。

それはハンドル周りにも言えることで、気合の入ったユーザーの中にはドロハンにしたりする方もいるみたいですが、せっかくの畳めるハンドルを捨てることになりますので、ぼくの使い方には合致しません。

よってハンドルは無改造で乗ることになります(一応形状の違うハンドルがオプションとして売られていますが)

www.bokusiku.com

ハンドルのカスタムといえば、Mu SLXの方はバーセンターバーを左右2本ずつ付けてまで、色んな持ち方ができるようにカスタムしていますが、STRiDAではそれができないわけです。

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元が約8kgと軽いSLXだからこそ可能なゴテゴテカスタム

じゃあSTRiDAでは持ち方を変えられないのかと言ったらそうでもないよという記事です。

そもそも何故持ち方を変える必要があるのか

乗車ポジションの変更のためです。

STRiDAは走りに重点を置いた自転車ではありませんが、それでもちょっと飛ばしたい時やゆったりしたい時はありますからね。そういう時に合わせて変えたいのが体とハンドルの位置関係であり、即ちハンドルの持ち方なのです。

ロードバイクのドロップハンドルはこの点において優れており、飛ばしたいときは下を持ったり、ゆったりしたいときは上を持ったりできるわけです。

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ではSTRiDAの一直線のフラットハンドルでぼくはどんな持ち方をしているのか?

これを見ていきます。

 

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まず普通の持ち方ですが、ぼくはこの持ち方はあまりしません
肘が横に突っ張った姿勢は人間の腕のニュートラルから内側に捻った状態であり、自然ではない(=疲れる)からです。

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一番多いのはこのように親指を上に掛けた持ち方ですね。

こんなんで握れるのかと思うかもしれませんが、STRiDAのグリップがもろゴムな見た目とは裏腹に(いや、だからこそか)手にピッタリ吸い付いてくれるので、意外にガッチリ掴めます。

この持ち方のメリットは普通の持ち方より手首を縦にできる、よって肘の突っ張りを抑えられる点です。

これにより自然な体勢で乗れるようになり疲れにくくなるわけですが、もう一つメリットがありまして、肘の曲げ伸ばしがしやすくなるという点です。

www.bokusiku.com

この記事にも書いたようにぼくはSTRiDAやまめ乗り(からは定義的に外れてるかもしれない乗り方)で乗っているわけですが、やまめ乗りは本来一通りの乗り方ではありません

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自転車の中心でペダルを踏むのが本来のやまめ乗りだが、この自転車は軸が中心にあるから前でしか踏めないのよねぇ

やまめ乗りはこのように股関節からおじぎのように体を倒して前傾姿勢を取るわけですが、このおじぎの角度は速度域によって変わるものとされています。

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矢印多すぎ

つまりこのように頭とケツの位置関係を変えることでおじぎの角度を変えるのです。

頭とケツが同じだけ移動することで全体のバランスは変わらないというのがキモです。

ケツの移動は座る位置をずらすことで可能ですが、頭はどうするのでしょうか。

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余談だが、サドルを変更したのはこのケツの移動をしやすくするためである

そう、肘の曲げ具合を変えればいいわけです。

腕立て伏せを想像すればわかりやすいと思いますが、腕を開いてするより閉じた方が肘を支点とした運動がしやすいですよね。

 

とはいえ、あまりにおじぎが深すぎると肘が曲がりすぎてしんどくなります。

それでも深いおじぎで走りたい時はどうすればいいのか?

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こうすればいい。

さすがにネタかと思われそうだが、前述のようにSTRiDAのグリップの吸い付きが半端ないのと、やまめ乗りによるハンドル荷重(サドルと同程度に掛けるのがジャスティス)によって意外と乗れてしまう。もちろんブレーキが全くかけられないので見通しのいい道限定ですが、向かい風の時やちょっと疲れてきた時などにはこれで乗ってますね。

 

というわけでSTRiDAのオシャレな見た目とは裏腹にガチ感が出てきたところで次回・ゆったり編に続きます(そんなに勿体ぶる内容か?)

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