皆さんこんにちは。
最近このブログやYouTubeのチャンネルでは骨盤ポンピングという新しい(?)ポンピングのやり方がトピックになってるわけですが、ポンピングのやり方と言えば言わずと知れたピンクのおっさんのハウツー動画がありますね。
こちらです。相変わらず超ピンクですね。
さて、この動画ではPump-1~4の4つのポンピングのやり方が示されるわけですが、これを見て「いろんなやり方があるんだな~」で終わるか、隠されたシナリオを読み解くかで役立ち度が大きく変わるのをご存知ですか?
これは何もぼくの妄想で言っているのではなく、この動画の概要欄から飛べるサイトから窺い知ることができます。
ピンクのおっさん本人による解説です。英語なので何を言ってるかわかりませんが(えー)最後の方にこんな記述が。
Pump 4 = (1+2+3)/3
そう、Pump-4は他のPumpの合体なのです。
といきなり言われてもさっぱりですよね。1~4のどれとどれを見ても動きが全然違うじゃないかと。けどそれは手の動きが違うからだとぼくは考えます。
この記事でも書いたように重要なのは腰だと思うんですよ。
手の振りは腰の動きを出すためのものであると。
それを検証するために今回はイージーポーザーというアプリを使っておっさんの動きをトレースしてみたいと思います。
Pump-1


Pump-1は上体の回転によって体重移動を発生させるポンピング。この上体の回転がポンピングにおいて重要と説いているようです。このPump-1では特に背中側への回転が特徴的で、体がほぼ反転するほど回転してますね。もちろん上半身だけでここまで回すことはできないので骨盤も一緒に回転しています。


後ろから見ると、このように体の回転によって重心が左右に移動しています。
この重心の移動はこの後も重要になってきますので、覚えておきましょう。
Pump-2


これは腕を前後に振ることによって体重移動を生み出す動きです。
前後と言いましたが実際には斜めになります。スタンスを考えれば当然ですね。


後ろから見るとこのように重心が移動してるのがわかります。
腰の位置が左右に動いてるのが重要ですよ。
このように板と体の相対位置を変えることで推進力を生み出すのがポンピングの基本的な考え方です。ただ板を傾けて曲がればいいというもんじゃないことを覚えておきましょう(まあそれでも一応進めるんだけどね)
Pump-3


このポンピングは、上体を左右に傾けることで板を左右に傾けるポンピングです。
こう書くとぼくが提唱している骨盤ポンピングと同じ発想に思えますが、前も書いたように上体の動きは正反対です。


では何故上体を傾けた方向と逆に板が傾くかというと、腰をくの字に曲げているからです。このようにすると素早く板を傾けることができるのでピッチを上げやすいということになります。
ここまでの動きをまとめますと…
Pump-1:腰を横に捻る
Pump-2:腰を左右に動かす
Pump-3:腰をくの字に曲げる
と、それぞれのポンピングで腰が別の動きをしているのがわかりました。
ここまで来たらいよいよ最終段階です。
Pump-4


これがピンクのおっさんの最終形態Pump-4です。
この角度からだとよくわかりませんが、後ろから見ると


・腰を横に捻る
・腰を左右に動かす
・腰をくの字に曲げる
の全てを満たしていることがわかりました!
まとめ
今回ピンクのおっさんの動きを研究してみて、速く進める理由についての理解は深まりましたが、同時に自分にこれができない理由もわかってしまった気がする。
ネックとなるのは腰をくの字に曲げる部分ですね。この動きを素早く行うには腰回りの筋肉(腹斜筋とか)がかなり必要になってくるのではないでしょうか?
それに対して腰をくの字に曲げずにそこそこ速く進めるのがぼくが提唱している骨盤ポンピングです。
気が向いたらそちらも図解してみたいと思いますのでよろしくお願いします(何を?