この動き…なんかフック放ってるように見えますよね?(強迫
そこを発展させていく予定。
さて、前回の動画でセッティングの話が出てきたので他の人はどうしているのかを少し紹介したい。
ポンピング向けのセットアップ動画は色々上がっているが、これが一番わかりやすいかなと思う。
順を追って解説します。
0:20~
トラック紹介。ハンガーが角ばってるのがベネットベクターというトラックで、LDP界では使ってる人が多いみたいです。その理由は横から見てみれば一目瞭然!
このピボット角!TKPでここまでのはなかなかないですよね。(無断転載すんません←今更?)
これをフロントに置くことでカービングのキレがすごいことになります(語彙
そしてリアには比較的ピボットが寝たものを選択しています。
0:30~
ウィールの説明。ウィールは小さいほど加速しやすく、大きいほど速度が維持しやすい。
カテ違いですが、ミニベロに乗ってるとこの辺は実感しやすいです。信号待ちからの発進が他の自転車と違うんですよね。
0:47~
ここでLDPセッティングの肝となるアングルライザー登場。が、ぼくの知ってるアングルライザーと違う!
ぼくが使ってるのはこういう一枚板のものですが、動画では細長いですね。
そもそもライザーパッドというのは車高を上げてウィールバイトを防ぐとともに、衝撃を吸収するのが役割ですが、アングルライザーの場合はトラックに角度をつけるのが主目的なので、ボルトに噛む部分だけあれば十分ということですね。この違いは面白い。
ただこれだけだとデッキに圧力がかかってしまうのでさらにラバーの板をかますみたいです。この辺ぼくは無頓着だな。まあ元々トラックポン付けされてるし大丈夫だよね?(適当
1:23~
いよいよトラックの取り付けです。アングルライザーの置き方が重要ですよ。ベネットベクターの立ったピボットがさらに立つように角度をつけています。ぼくの場合フロントはサーフトラックなので何もせずに付けていますが通常はこのように前後にアングルライザーをかませますね。
それにしても角度えぐいな…これだけトラックが傾いているとナットがうまく締まらないのでは?と思うが、そこはまあ適当でいいらしい(えー
3:00~
リアも同じように角度をつけていく。ここはぼくの動画でも説明した通りキレない方向に持っていくのでフロントとは逆の付け方になります。でもフロントのエグさからするとこっちはあんま水平になってない気がする。そこはやはり元々ピボットが寝てるトラックがあんまないということなんでしょうね。ただこれに関しては前の記事で紹介したSlalocybinsのようなものも出てきてるので、この動画の頃とはシーンが変化してきてるみたいです。
4:23~
ここからは個人的に「ん~?」と思うとこなのですが、実はポンピングのセッティングで一番重要なのがブッシュらしいです。ブッシュなんて締め具合でどうにでもなるとぼくは思っているのですがどうも違うようです。その証拠にこの動画では通常の上下2個のブッシュの間にスライスしたブッシュを入れて3個にしています。しかもこの3個が全部違う硬さらしい。デッキ側のブッシュを増やしてるのはピボットをさらに立たせる狙いもあると思うが、硬さの選択基準がよくわからんなあ。
この辺はちょっと研究が必要かもしれないですね。
長くなりましたがこんな感じです。見ていて思いましたがまるでバイクのチューニングを語るかのような軽快な語り口ですよね。この人の人柄もあるんでしょうが、ポンピングというものに対する日本と海外の温度差を感じずにはいられません。
なんというかこんな風にポンピングを楽しんでる人が日本にはいるのかなと…
この動画の締めでも「Happy pumping」と言ってるように、すごく楽しいんだけどなポンピング。でもやっぱ滑れる場所が少ないよねぇ…
こんなに楽しそうに滑る人いる?w