パークでの練習を通じて弾きより前足の動きが問題と悟った私はホームに戻って今まで通りの練習を続けることに決めたが、そんな中ある思いが去来していた。
前足がノーズに行かないのではなくノーズがこっちに来なすぎなのでは?
どういうことかと言うと、上手い人のオーリーは左図のようにデッキが立つので、足を上に上げさえすればノーズに到達するのだが、ぼくのオーリーではせいぜい45度くらいまでしか行かないので、足を上げる+前に出すという動作が必要になる(まあどのみち前には出すんだけどさ)
では、何故デッキが立たないのかと言うと、まあ色々理由はあると思うが、テールが地面に近すぎるのではないか。
このページを見るとわかる通り(別にここじゃなくてもいいが)テールが地面から近いほどテールを弾きやすくなる反面、高さは出にくくなる。その理由はテールヒットの時点でノーズがあまり上がっていないからであろう。
「オーリーもできるポンピング仕様のクルーザー」を目指して組まれた「下駄クルーザー」は、最初こそ70mmウィール+アングルライザーというオーリーをなめてるとしか思えないセッティングだったものの、その後は少しでもテールヒットをしやすくするために変更を加えていき、今ではかなりオーリーに寄せたセッティングになっている(まあポンピングも普通にできるのだが)
しかし普通に弾くことができるようになった(多分)今では「ちょっとやりすぎた」と感じなくもない。やりすぎたというかテールが地面に当たることを意識しすぎたというか…ともかくもう少しデッキが立った状態でテールが当たるようにした方が前足的にはいいのではないかと思った。
ではどうやってテールを遠ざけるか?やり方は大きく分けて二つある(デッキ自体を変えるのは無しで)
①トラックを高くする
まずは正攻法。アクスルからデッキまでの距離を長くすることでテールを遠ざけます。
しかし今のトラック構成は割と気に入ってるのでトラック自体は変えたくありません。となればライザーパッドを入れるということになるが、別にウィールバイトを起こしてるわけでもないのにライザーを入れるのはちょっと野暮な気がするし、今せっかく後ろトラックはポン付けできてるのに(デッキにオールドスクール穴開けてるのでポン付けじゃない気もするが)余計なパーツかませて弾きが弱くなってしまっては元も子もないので却下。
②ウィールを大きくする
というわけでプランB。ウィールをでかくすれば車高が上がるので当然テールも地面から遠ざかります。しかしデッキの挙動的には①とイコールではないことに注意したい。
何故なら①で弄ってるのはアクスル―デッキ間の距離なのに対し②ではアクスル自体が高くなっているからだ。が、そこは所詮数mmの違いなので無視w
要はデッキの角度がつけばいいのだ。まあ本当はトラック高くした方がアクスルからテール先端までを長く使えるからいいんだろうけど、そこは数mmの差だからw
というわけでウィールを大きくすることに。
というか、既に大きくしたのだが、疲れたので次回にします(次ないパターンだなこりゃ)