ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

スポンサーリンク


ぼくの自転車:DAHON Mu SLXの紹介
ぼくのスケボー:elos skateboardの紹介
ポンピング解説 番外編 やポ 続やポ 講座 練習 おっさん
やまめ乗り解説

ポンピングとオーリーを一つのスケボー(クルーザー)でやりたい奴のカスタム紹介

最近ここの放置がひどいので久々に動画との連動企画(?)を行うことにしました。

 

まあ放置期間も何もしてなかったわけじゃなくて動画は上げてるし、オリンピック見て興奮したり、次の日曜に公園行って五輪効果のデカさにビビったりもしてた。

そんな中で自分が何か存在感を出せるとすればやはりクルーザーとしてカジュアルに乗りつつトリックをつまみ食いしていくポンピングとオーリーの両立路線だと思った。

そんなわけでそれを可能にする(してるかな?)我がボードのカスタムを紹介したい。

まあ過去記事読めば大体わかるんだけど結構取っ散らかってるからね

f:id:sattin0107:20210808114322j:plain

こちらが私の乗っている三代目下駄クルーザーです。

三代目なのはデッキが3枚目だからです。

f:id:sattin0107:20210124141005j:plain

最初にこのクルーザーを組んだ時はこのようなクルーザー然とした形のブランクデッキを使っていましたが、3ヶ月くらいでテールが削れてしまったので、頻繁に交換することを見越して手に入りやすい普通のストリートデッキに変更した次第。

(ちなみに上のデッキはずっと欠品状態です)

f:id:sattin0107:20210808114322j:plain

この時点でもはやクルーザーなのか?という疑問が出てきますが、森田さんの定義では前後がはっきりしてるのがクルーザーらしいので、そこはクリアしてると思う。

だってこの柄見てどっちが前かわからない人(少なくとも日本人では)いないでしょ(笑)

(ちなみにこの下駄の鼻緒は透明デッキテープの下にビニールテープでラインを引いております。超お手軽です)

 

とはいえ柄で前後がわかるくらいは普通のスケボーでもやってることなので(そもそも形も前後で違うし)、これだけでクルーザーというには少し弱いのですが、このボードの前後を決めてるのはむしろこの後に紹介する足回りです。裏を見てみましょう。

f:id:sattin0107:20210808122256j:plain

このように前後で全く違うカスタムをしてるのがわかりますね。

(真ん中のスケボー禁止マークは裏側が寂しかったのでシャレで貼りました)

この前後の違いがポンピングの推進力に大きく影響します。前から見てみましょう。

f:id:sattin0107:20210808122913j:plain

こちらでまず目を引くのは、トラックとデッキの間に入ってる謎のパーツです。

これはアングルライザーと呼ばれるもので、トラックを傾いた状態で取り付けることで、曲がり方を変化させるためのパーツです。まあ実際に使ってるのはホムセンで売ってたクサビにドリルで穴開けたやつなんですけど。

アングルライザー自体はAmazonでも普通に売ってますがここまでキレッキレかつ厚みのないものは海外からお取り寄せになってしまうので、このように自分で作るのもアリです。

www.surfsk8.net

具体的に何がどう変化するかはこのサイトが詳しいです。

ポンピング用に組む場合は基本的に下二つの「LDP走行重視型」を目指していきます。

ただし、ぼくのセッティングではオーリーがプラスされるので、なるべく車高が上がらないようにしなくてはなりません。そのため厚みのないアングルライザーを使用し、トラック自体もLowのものにしています。

f:id:sattin0107:20210808133131j:plain

後ろトラックも見ていきます。正攻法でいくならさっきのサイトのようにアングルライザーを前と逆向きに付けるか、普通のライザーパッドをかませて前と同じ高さに合わせるのですが、このカスタムではあえて高いトラックを普通に取り付けるという手法をとっております。

これはライザーパッドが入っているとオーリーの弾きの際に力が吸収されてしまうと考えられるためです。

その代わり、トラック自体は単体でも比較的曲がりにくいトラッカークラシックというトラックを使用しています。

f:id:sattin0107:20210808180232j:plain

ただ、このトラックは穴がオールドスクールパターンしか開いてないので普通のデッキに付けるためにはこうやって追加の穴を開ける必要がある。まあ元々ある穴に2個ビス止めしてしまえばあとは残りの穴に沿ってドリルを通すだけなので意外と簡単です。

とはいえデッキを替える度に穴を開けるのは面倒なので別の選択肢もあるかも。

f:id:sattin0107:20210808180933j:plain

ウィールはBONESのラフライダース59mm。前回記事ではカーバーの58mm95Aに決まりかけてましたがさすがにそれはクルーザーとしてどうなのと思ったのでこっちにした。

f:id:sattin0107:20210717201840p:plain
f:id:sattin0107:20210717201827p:plain

ラフライダースには56mmもあるのにあえて59mmにしたのは、もちろん走破性というのもあるが、前回書いたようにデッキの角度を上げることでノーズが自分に近づいてきやすくするという狙いがある…が、実際それが当たってるかどうかは微妙(笑)

f:id:sattin0107:20210516220444p:plain
f:id:sattin0107:20210808182052p:plain

確かに前のセッティング(左)と比べるとデッキが立ってるようには見えるけど、その分ノーズの到達点が高くなっちゃって足が追いついてないんだよなぁ…

まあこれについては単純に高さが足りてないと思うので、もっと膝を上げて前足が上に来るようにすれば対応可能な気がします。今までは上げながら前に出さなくてはいけなかったので、少しは楽になったと思う。

f:id:sattin0107:20210808180933j:plain

ちなみに、ライザーなしでこの大きさのウィールだとデッキとのクリアランスはかなり狭くなるので普通に乗ったらウィールバイトします(笑)

ではどうしているのか?それについては次回解説します(電池切れ)

スポンサーリンク