ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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ぼくのスケボー:のばすん閣下③

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アームレストクルーザーが日常の足として優秀すぎたせいでペニーに乗る機会が激減してしまったので救いたかった。

結果は大成功!

キャスターの回転があまりよくないので、体重をかけすぎるとまくられストッパーと同じようにピタッと止まってしまうのだが、前足に上手いこと荷重を残してやるとスーッと進んでいく。楽しい。

ぼくはマニュアルはほとんどできないけどそれでも数m進めたのでマニュアル練習器具としてはすごく優秀だと思う。今後は下駄クルーザーのオーリーと並行してこっちも練習していきます。

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ちなみにゴムじゃなくなったことでこの立て方ができなくなるかと思われたが、キャスターを180度回して内側にしまってやれば金具の部分が露出して支えることができた。この辺はビス1本止めの単純な構造が活きてるな。

てなわけでトイレにも気軽に行けるので、アームレストクルーザーはもう完全に平日用にして、土日は下駄クルとこいつの2枚体制でいくことにした。

ほんとはあの自作スケボーも見せびらかしたいのだが、さすがに毎回チャリで3枚持ってくのはしんどくて…w

とはいえこれから段々フェードアウトしていくと思われたペニーに新たな光を宿すことができたのはとても良かったと思う!

余談

ペニーのテールにキャスターを装着するアイディア自体には実は先駆者がいたりする。

こっちは小さいキャスターなのでマニュアルというよりはテールブレーキ的な使い方になっている。これはこれで楽しそう。

皆さんも試してみてください(おもろいオチが浮かばんかった)


ハンマーキャスターセールス HAMMER CASTER 155シリーズ固定ナイロン車40mm 155N40BAR01

ぼくのスケボー:のばすん閣下②

というわけでサンダー+ベンチャー=サンチャートラックを試してみたが…いきなり問題発生!

2週間空いてしまったせいでそもそもオーリーの感覚が抜けてしまっていたw

(ちなみにプッシュとポンピングは特に変化を感じませんでした)

 

悪戦苦闘してたら前にオーリーのコツを教えてくれた兄ちゃんが登場。

今の状態を見てもらったが、やはりジャンプと弾きが同時になってしまってると。

マジか。さすがにそこはもう通過したと思ってたわ。

でもやはりテールに体重が乗ってしまってるとすれば上がってこないのもうなずける。

ちなみにその時乗ってたデッキで手本を見せてくれたのだが、これがヤバい。

なんかこれの3番みたいないかついデッキなのに50cmくらい飛んでんの。

「これ結構重いんですよ」と言われて持ってみると確かに重い。テールガードとかレールガードとかついてるし。ってかテールガードついててもオーリーってできるんすね…

 

なんか今までセッティングをごちゃごちゃやってたのが馬鹿馬鹿しくなってしまったw

結局どんな板でもオーリーの動きができればオーリーはできるし、できなければできないということなのだろう。

でもぼくは弘法じゃないから筆は選ばせてもらうよ(厨二)

 

冗談はさておき、まずはオーリーの動きを成立させなければいけない。

とりあえず今のジャンプは腕を後ろに振り上げ、ケツを上げることに主眼を置いたどどんまいジャンプを採用しているが、こうなりゃヤケだと思って腕を振り切ってから弾きの動作をやってみたところ…嘘みたいに板がふわっと浮いたw

いくら同時じゃないといっても流石にここまで遅いのは発想なかったわ…

でも考えてみれば別に不自然な話じゃない。

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どどんまいのポーズにおいて、腕を振り切った瞬間というのは膝が伸び切ってケツが一番上まで上がった状態だ。つまり屈伸運動のみで到達できる最高点がここであり、これ以降は慣性によって体が宙に浮くことになる。

実際ただの地面でどどんまいジャンプをやってみると、腕を振り切って停止した直後に、足が宙に浮くことがわかった。即ちここが前足の荷重が抜ける瞬間であり、弾きを行うべきポイントだったのだ。

ぼくは今まで前足の荷重は前足を上げることで抜けるのだと思っていたがそれは間違いだった。ジャンプで膝を伸ばす、即ち下方向に力を入れてる途中でいきなり上げようとしてもそれはクイックな動きにはならないだろう。結果どっちつかずな動きになってしまっていたのだった。

前足を上げる時には既に体を持ち上げる動きは完了していて、ゼログラビティになった状態で足を上げる。ジャンプと弾きは同時じゃないというのは、単にタイミングをずらせばいいという話じゃない。ジャンプの終わりを見計らって弾きを入れなければいけないということに、ようやく気がついた。

 

以上のような意識で練習を行ったところ、テールが見違えて上がってくるようになり、足に吸い付いてくる感覚すら覚えるようになってきた。これは目覚ましい進歩だ!

 

ただ一つだけ看過できない問題がある…

結局サンチャーってどうだったの?w

体の動かし方で予想外の効果が出てしまったせいでセッティングの有効性が有耶無耶になってしまった…

まあ確実にテールは長くなってるのでやりやすくはなったんだろうけども…

とりあえず普通に乗れてるのでこれはこのままでいいよね。

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一応サンチャー試してみたの動画を作るための最初のカットを撮ったりしていたのだが、これはお蔵入りにします。ベンチャーのVの字とTHUNDERの字が並び立ってる様はなかなかインパクトがあると思うが、肝心の本編がだから何レベルではね…

てかもう当分動画のネタないと思う。またLDP動画撮ってもいいけど今の状況であんまあちこち行くのもどうかと思うし、次はやっぱり物越え初挑戦ですかね。

 

さて、どどんまいジャンプで足が浮く瞬間が弾きのベストタイミングとわかったことで、一つ大きな収穫がある。板に乗らなくても練習できるようになったことだ。

今回みたいに雨で乗れない週があってもなんとかイメージだけは保持できるかもしれない。まあ人前では絶対やらんけど…w

ぼくのスケボー:のばすん閣下

12月から始めたオーリー練習で、テールヒットの音こそ軽快になってきたものの、テール自体は思うように上がってこず、雨で乗れなかったのもあって悶々とした日々を過ごしていたが、そんな中部屋でデッキを眺めていたらあることに気付いた。
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こいつなんかテール短くね?
今まで車高ばかり気にしてたけどこうして見るとトラックがかなり後ろに付いてるような…

調べてみるとベンチャーのトラックは主要ブランドの中ではウィールベースが長い方だという。
ウィールベースってデッキのビス穴で決まるんじゃないの?と思うところだが、トラック側でも穴の位置によって取り付け位置が微妙に変わるんですね。
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実際にベンチャーのそれを見てみると穴がピボットからかなり離れた場所にあり、それによってピボットが外に出る格好になっている。
それプラススクエアテールということもあってトラック自体がかなりテールの先端寄りになってしまってるようだ。一応ドアストッパーライザーによって少し前に矯正されてはいるものの、これはあまりよくない。

というわけでなんとかならないかと別のトラックを探していたらこんなものを発見。

【スケートトラック】THUNDER(サンダー)TRUCK POLISH(2ケセット)【350】

ベースプレートに空いているビス穴が一般のトラックブランドの物より内側に寄っている事で、キックの反応が早くノーズ・テールを長く使えるトラックです。

これだ!
早速ポチって届いたのがこちら。
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まあ見た目は普通のトラックですがベースプレートだけにして見比べてみると…
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なるほど穴の位置が全然違う!(あとベースプレートの長さも違う)
これを見るだけでも確実に変化がありそうだ。

ところで今回のトラック、説明だけ見て買ったので高さはおろか幅すらまったくチェックしておりません。
そんなんで大丈夫か?実は秘策があります。
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先程外したベンチャートラックのハンガーを…
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合体。
そんなことして大丈夫なの?と思うかもしれませんが、こちらの動画でもなんか有名な人っぽいおっさん(おい)が「サンダーのベースプレートにベンチャーのハンガーをつけてサンチャー!みたいな(一同爆笑)」と言ってるので実はお墨付きのカスタム(ってかそれ知ってたからサンダー選んだ)
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てなわけでサンチャーをそうちゃーく(素面です)
目に見えてテールが長くなった。
そしてトラックが内寄りになったということは、アングルライザーの傾きに沿って上に上がったということなので、高さも少し下がった(はず)
これはプッシュもかなりしやすくなりそうだ。正直それだけでも7500円かけた価値はある(予防線張んなって)
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前トラックは別にこの位置でいいのでそのままにした。
前も内側に近い方がノーズを上げやすくなるらしいんどけど、さすがにそれは誤差の範囲っぽいのでスルー。さっきと逆の考えだと車高上がりそうだし。
せっかく小さめのウィール付けてるので高さはギリギリを追求したい。
結果的にベースプレート一枚のために7500円費やしたことになるが、本当は送料込みで7800円のところが楽天ポイントが貯まってて安くなったので良しとしよう。
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てなわけでこのベンチャーサンチャー構成でオーリー練習やってみます。
最近地味にここのPVが上がってきてるけどこの内容でいいんだろうか…違ってても変えないけどw

ぼくのスケボー:ポンピングと足のグリップの関係

こんにちはsattinです。

いやーほんと雨で乗れないなんて久々でどうやって時間を過ごせばいいかわかんなかったけど、そういえば前回の緊急事態宣言で全然外に出てなかった時はここの更新ばっかしてた気がするわ。「雨だから仕方ない」じゃなくポジティブに捉えられる材料を持ってるのは我ながら強いと思う(なおその頃はYouTube転載ばっかしてた模様)

 

というわけで今回は表題の内容で書いていく。

前回ポンピングは斜めに踏む、しかし斜めすぎるとスリップするので斜めりすぎないように旋回性能を上げるんだ、ということを書いた。

だが、そうすると別の問題が出てくる。

あまりに直立に近い状態で曲がれてしまうと、体重だけでは横方向に押すことができなくなるということだ。

つまり楽に進むことはできるが、もっと速くしたければ自ら脚力を使って横向きの力を加えないといけないということになる。

そこで足のグリップが重要になってくる。あまり斜めらない板に対して横に押すということは、板に対して平行、板をなぞるような動きになるということ。つまり足のグリップがないとすっぽ抜けてしまうのだ。

 

前回の「斜めに踏む」は後ろ足だけの話だったが、このグリップ問題は前後どちらにも言える。後ろ足で横に押せばその反作用で前足も動くからです。

逆に前足でノーズを曲がる方向に引っ張ることができれば、それも推進力になります。

今回はこの足のグリップをどうやって確保しているかを、ぼくが今まで乗ってきたボードで見ていきたい。

elos:フットアンカー

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天面のビス頭に入っているスペーサーのようなものがそれ。これ自体は元々elosに備え付けられているものだが、後ろに2個ついていたものを一個前に移植している。

この出っ張りが足の裏に食いつくことでグリップとなる。

実際に使ってる様子はこのブログの一番上に掲示してるのでそれを見てもらえばいいだろう。元々旋回性能の高いelosはまさに「あまり斜めらない板」の代表格なのでこのフットアンカーの恩恵はかなりでかかった。

ペニー:逆止めナット&???

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そんなelosを経験した後に乗ったのがペニーだったので、最初は前足がズレまくって大変だったw

一応網目模様の加工がされているとはいえまっ平らなので靴裏の摩擦頼みとなってしまうのだ。

そこで先程のelosのフットアンカーの考え方を応用してトラックのビスを一本逆さに止め、ナットを上に出した。こうすることで先程と同様、靴裏に食い込ませてグリップすることができた。

が、さっきと違ってこの処置は前足側にしか施していない。後ろは土踏まずホールドだけで対応可能だからだ。スケシューのようなまっ平らな靴を履いていても、足首を少し外側にひねれば内側のカーブを使ってデッキを掴むことができる。そうすれば左右に振っても外れません。これはデッキが細いミニクルーザーだからこそできる手法だと思う。

下駄クルーザー:デッキテープ&???

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では細くない普通のクルーザーではどうかというと、もちろんデッキテープの摩擦もあるのだが、個人的にはコンケーブの存在が大きい。これがあることによってデッキを横切るように足を置いた時、デッキの両端が足裏に食い込んでくれるので土踏まずホールドの逆バージョンみたいな形となり足がグリップしてくれる。(ぼくが持ってる中では)長いウィールベースも相まってこれが一番パワーを出しやすいですね。

では、逆に最小ウィールベース(持ってる中では)のあの板を最後に見てみよう。

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アームレストクルーザー:???&???

 

続く。

ぼくのスケボー:のびるん閣下②

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今日は雨だったので本降りになる前にちょろっと乗ってきたが…微妙~w

弾きやすくなった気がしなくもなくもないが、本当にちょろっとしか乗れなかったのでわからないw

まあブッシュ替えたくらいでそんな劇的に変わったらみんなやってるよね…

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せっかくなのでアームレストクルーザーの雨天時の走行性能を試してみた。カーバーウィールを履かせてるだけあって濡れてる路面でも全然グリップしてくれるし、小走り程度のポンピングなら問題なくできそうだ。まあその程度ならプッシュでいいけど…

ちなみに後ろトラックをこれでもかと言うほど締めたらかなり推進力が向上した。まあ今まで使った板全部そうしてるからわかってはいたんだけど、自分のノウハウの答え合わせをしているようで面白い。

 

後ろを締めることがポンピングにどう影響するのかといえば、前回もちょろっと書いたけど、前後のトラックが緩い状態だと軽い力で曲がれるけど、後ろを硬くすると後ろ足を強めに踏まないと曲がれなくなる。後ろ足で曲がるということは即ち曲がる方向と逆方向に斜めに踏むということなので、その斜めに踏んだ力がウィールのグリップ力によって地面を蹴る力となり加速する。そんな感じだと思います(急に弱腰)

単純に曲がりにくくしようと思って前トラックも締めてしまうと単純に曲がりにくくなってポンピングで進む上では抵抗になってしまうと思う。前を締めるのは後ろをいくら締めてもまだ曲がりすぎてしまう時だけでいいでしょう。今回のアームレストクルーザーは後ろをギチギチにしたらちょうどよくなりました。

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そして後ろ足で斜めに踏む上で重要なのが旋回性能、つまり一定量曲がるのにどれくらい板を傾けなければいけないか、ということなのだが、これが低いと上図のようにめっちゃ傾けなければいけないので、その分重心が横にずれていくこととなり、スリップのリスクがかなり高くなります。

そこへいくと前がRKPのアームレストクルーザーはちょっと傾けただけでめっちゃ曲がるので、そのちょっとに必要な力を調節することで、より直立に近い状態で速く進むことができるようになるのです。

「じゃあ前後RKPにしてとにかく曲がりやすくすればいいんじゃないの?」となりますが…これはどっかで説明してるので探してください(えー

最近雨で乗れないことがあまりなかったので時間の使い方がわからん

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