ぼくは前足から降りてしまうことはあまりないのだが、結構ハッとさせられる内容だった。
何がかと言うとこの人のスタンスは前足がかなり横向きなんだよね。
最近の自分は膝が前に出ない理由は足が前を向いてないからだと思ってスタンスを斜めに矯正しようとしていたのだが、このまま足を寝かせていくと爪先だけが残る感じになるので、当然擦る面積は小さくなる。しかしそれは膝を前に出すためには仕方ないことなのだと思っていた。
しかしこの動画では逆に擦る面積を増やすために膝を出すのだと言っている。正直、この理屈の方がぼくの元々の考え方に近いです。にもかかわらずそれを断ち切らなければいけなかったのは、もちろん前足が前に出せなかったからなのだが、この人はがっつり擦りながら前に出してるので、何だよできんじゃん!と(笑)
結局のところこの膝出しって前より横なのかもしれない。つまり跳び膝蹴りではなく空中で胡坐をかくような動きを意識した方がいいのだろう。
そうなると残る問題は膝を横に出してから足も出すにはどうするのかだが、これも上の動画に答えが出ていて、膝を軸にして動かすということらしい。なるほど。
確かに自分のオーリーを見てみると、前より膝は出てるし高さも多少はキープできるようになったけれど、膝から下を見ると全然動いていない。足を前に出すことを意識しすぎて、脚を伸ばす=股関節から下げる動きになってしまってるんだろうな。
そうじゃなくて、空中で胡坐かいたら胡坐はかいたまま大腿骨をきりもみ回転させて、コンパスみたいに膝下を動かすのが正解とみた。そうすれば、脚全体としては上げたまま、足だけを前に出すことができるはずだ。
この考え方だと、爪先は前に向けるよりむしろ横の方がいいのではないかという気がしてきた。膝を曲げたままクランク回転させるとなれば、当然くるぶし方向の動きになるからだ。これは結構衝撃(またですか)
というわけで次の練習は大腿骨のきりもみ回転を意識してみることにした。
もしかしたら全く的外れなこと言ってるかもしないが、まあ違ったとしてもどうせ半年やってきた中の何週間かが潰れるだけだし気にしない。
むしろまだ試せることがあることが嬉しい(なんか宗教じみてきたので終了)