ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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クルーザーとは何か③

というわけで前回の宿題だったプッシュとポンピングを併用するメリットについて考えていきます(そんなんだっけ?)

 

まずやはり0から巡航速度への加速はプッシュ一択だと思う。

この巡航速度というのはポンピングで無理なく進み続けられるスピードということで考えております。多分12~15km/hくらい。

ということはポンピングでそこまで持って行くことも可能なわけですが、やっぱポンピングで低速から加速していくのはしんどいです。何故ならポンピングには曲がる動作が必須であり、速度が遅いとその曲がる動作が緩やかになってしまうからです。

ここがチックタックと違う点で、チックタックは速度0でもいきなりクイッと曲がれるのでゼロスタートは比較的容易ですが(でも遅い)、ポンピングで同じことをやろうとすると相当カービング性能が高くないと難しい(できてもくっそ遅い)。まあどちらにしろプッシュで加速した方が余裕で速いので加速はプッシュということになる。

 

ここまではそんなに異論は出てこないと思いますが問題はこの後です。

つまりプッシュで巡航速度まで加速した後そのままプッシュし続けるか、ポンピングに切り替えるかということです。

 

まずプッシュし続ける場合ですが、プッシュとプッシュの間に惰性で進んでいる時間があるので、その間は転がり抵抗と空気抵抗により速度が落ちていきます。

つまり、巡航速度を維持するためにはプッシュでもう少し速くしておく必要がある。

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つまりこういうイメージだ(伝われ)

この逆のこぎり波の平均値がちょうど巡航速度になるように狙っていく。

ここで重要なのは惰性走行してる時の減速具合は条件によって変わるということだ。

f:id:sattin0107:20220327223422p:plain

具体的には、向かい風だったり路面が悪かったりするとこの部分の傾きがでかくなるので、巡航速度に乗せるためにはより多くのプッシュが必要になるということだ(回りくどいなぁ…)

こうなってしまうとほぼプッシュしっ放しになるのでポンピングはノーチャンスとなる(言いすぎか?)

ポンピングで減速を和らげるということも考えたが、プッシュからポンピングのスタンスに切り替えるタイムラグを考えるとなかなか厳しいのではないかと思う。いやクルーザースタンスならワンチャンあるか?これは想定してなかったので今回は無視します(アドリブ力ない)

 

逆に追い風、ツルツル路面の時はワンプッシュの速度が持続しやすいので、プッシュとプッシュの間隔がかなり長くなります。こうなってしまえばこっちのもの。

きっとあなたはこう思うことでしょう。

「これもうプッシュしなくても進めるんじゃね?

 プッシュしなくても地面をチョイっと押せる方法があればなぁ…」

(ピンポイントすぎるだろ!)

 

はい、これこそがポンピングの本質です(大きく出たな)

つまり、プッシュするまでもなく進める場面でする地面を蹴らないプッシュこそがポンピングの真価ということだ。

結論としてはどうしてもプッシュをしたくない時以外あえてポンピングをやる意味はない、ということになる。

 

 

…というのは嘘です(!?)

 

色々書いたけどじゃあなんで自分がポンピングやるのかって言ったら楽しいからに尽きるんだよなぁ…楽しくない?

でも最近はプッシュも楽しくなってきたからぶっちゃけ移動してるだけで楽しい。

という見方で行くと最近の自分はオーリー練習が楽しくなくなってしまったんだろうなと思う。

やっぱデッキを28インチにしてから綻びが生じてきた気がする。

でも今更ストリートデッキに戻すのもなぁ…

てなわけでS3さんこれ再販しませんか?w

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