ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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スローで見てみてわかるのは、左右どっちに曲がる時も膝を伸ばすことによって加速していること、そしてその膝の動き自体は左右どっちでも変わらないようだということだ。

前者についてはまあそうだろうなという感じなのだが、後者がよくわからない。

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これは結構前に作ったGIFなのだが、今見てもなかなかキモい動きをしている(笑)

それはいいとして、このGIFでもカーブの両端で膝を伸ばしているのは変わらないのだが、その伸ばし方は左右で違いがある。

具体的には、右に伸ばすのは曲がる時で左に伸ばすのは曲がった後なのだ。

これだと左右で加速するタイミングが違うことになってしまう。

いや別にそれでもいいのかもしれないが、少なくとも冒頭の動画では左右同じタイミングで膝を伸ばしてるように見える。もっと言うなら左右とも曲がり始めた後で伸ばしている。

 

では一体どうやって左右に曲がっているのだろうか?

それを紐解くためには、今回の肝となる膝の屈伸運動を読み解く必要がある。

f:id:sattin0107:20211024213115g:plain

これは、普通に板の上で屈伸運動だけを行った様子です。

もちろんこれだけでは加速も何もしません。

では、このGIFの中で板に力が掛かっているのはどのタイミングかわかりますか?

 

「は?そんなの膝を伸ばした時に決まってるだろ。馬鹿なの?」

と思ったそこのアナタ!なんだと(逆ギレ)

もちろん、伸ばした時に力は掛かります。が、曲げた時にも力は掛かっているはずです。

何故なら、膝を曲げることによって体が下に落ちてきて、それを一番下で受け止めた時にその体の落下分の重力が掛かるからです!

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つまりこのGIFでは膝を曲げた時と伸ばした時で2種類の力が板に掛かっていることになるのです!(どうでもいいけどこの棒人間足小さすぎじゃね?)

 

ここまでくればあとは簡単です。

膝を曲げて体を落とす時、ほんの少しだけ重心を左右にずらしてやる。

そうすれば落ちてきた体重を受け止めるのは爪先か踵のどっちかになるはずです。

爪先か踵に体重を掛けると…曲がれる。あたりまえ体操(なめてんのか)

というわけで、膝を曲げた時点で左右に曲がることが確定しているので、あとは板が傾いたところを見計らって膝を伸ばしてやれば、後輪に横向きの力が掛かって加速するというわけなんですね。

ここまで書いて思ったんだけど重心を左右にずらせるなら最初からそうすればよくね?

それも前にやってた。

体落とすのもやってた。

そろそろここも更新終了かな…(苦笑)

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