ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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ぼくのスケボー:貼るるん閣下2⑦

(これを書いてる時点での)今日は動画のネタはなかったものの、個人的にはすげー発見がありました。

絶対に体が浮く(多分)腕の振り方です。

まずはこちらをご覧いただきたい。

相変わらず高さはクソですが、今までより安定して飛べてる気がしませんか?

実は腕の振り方を大きく変えております(これ見ただけでわかったらすごい)

誰も興味がないと思うのでさっさと答えを書きますと…

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腕を振り上げる時に、親指を上にして振っているんですね!

そんなことかと思うかもしれないがこれはマジで試してほしい。

個人的には世界が変わりました。

 

では何故こうした方がいいのか説明します。

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 左図が今までやっていた振り方、そして右図が今回変更した振り方における、しゃがみ時の腕の状態です(伝われ)

これを振り上げた時に腕がどうなるかが重要です。

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まず従来の振り方。もちろん伸ばしたまま振り上げることも可能かと思いますが、気が抜けているとこのように肘が曲がってしまいます。

こうなると手はその場に残ってしまうので、その分上半身の上昇は少なくなってしまいます。これでは手を振る意味があまりなくなってしまいますね。

では、親指が上だとどうなるでしょうか?

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そう、肘が下を向くので絶対に曲がらなくなるのです。

これにより腕全体を一本の大きな重りとして使えるようになるのだ。

そしてそれを上に放り投げることにより、以前説明した上向きのベクトルが発生し、体がスッと浮くのです。

ぼくはこの振り方に変えたことで弾きの成功率が跳ね上がりました。

 

何故体が浮くと弾きやすくなるかというと、より強く蹴れるからです。

ぼくは今まで、テールを弾く足は地面に付かないようにするものだと思っていました。

そうしないといわゆるテールを踏み潰すオーリーになると思ったからです。

でもそれは違った。むしろ後ろ足は地面を目掛けて蹴った方がいい。何ならテール越しに地面に当たってもいい。

地面に当たったとしても、蹴った足のスピードを体の上昇スピードが上回れば、その足は即離れていくからだ。

つまり、体の上昇が速ければ速いほど、後ろ足のスピードも速くできる。

つまりより強くテールを弾くことができるというわけだ。

 

これに気付いた時はなかなか衝撃でしたが、だからと言ってじゃあ強く弾けるのかと言ったらそんなことはなく、まだ冒頭の動画のような状態なのだが、なんとなく方向性は見えてきた気がしますね。

 

方向性という言葉が出てきたので、ぼくが何を目指してるのかをついでに書いておく。

ぼくのオーリーチャレンジはクルーザーオーリーと銘打っている。これはクルーザーだから高くないのは仕方ないという言い訳に聞こえるかもしれないが、

半分は当たっている 耳が痛い

 

しかし、クルーザー用のオーリーと言うからには、当然クルージング中に飛ぶことを想定しているわけなので、普通のオーリーの高さ、幅というものとは異なる評価基準が生まれてくる。それは以下のようなものだ。

 

①路面を選ばないこと

②なるべく下を見ないこと

即応性

 

何やらわけのわからない語句が出てきましたがとりあえず①から見ていきます。

①路面を選ばないことですが、これはまあクルーザーだからいろんな道滑るよねってことです。オーリーで障害物を超えたいが、ガタガタ道なので無理でしたというようなことは避けたいわけです。

これについては「スクエアテールは悪路でのオーリーに向いている」というのがこないだ引用したサイトに書いてあり、これの真偽は定かではないが、別のアプローチもある。

そう、弾かずに飛ぶことだ。

そもそもテールヒットしなければ路面がどうだろうと(普通に滑れる範囲であれば)関係がない。まあ前足だけで障害物超えるのは無理かもしれないが弾きの比率を少しでも下げられればチャンスはある。よって、前足の動きは重点的にやっていきます。

 

②なるべく下を見ないことについては、まあ普通のことかもしれませんが、スタンスを合わせたりしてる内に前方の状況が変化してることも考えられるので、時にはオーリーをキャンセルしたりもできるように、前をちゃんと見ておこうということです。

今言ったようにスタンスを目で見て合わせていたらアウトなので、「大体ここ」で合わせなければいけない。この点では、スクエアテールの持つざっくりさが武器になります。「大体ここ」が少しズレていても、テールが当たりさえすればまっすぐ飛べるということです。これはぼくがまっすぐ飛べているとこから見て間違いないと思う。

 

そして最後の③即応性ですが、要は障害物見てからオーリー余裕でしたってことです。

つまり、オーリーをしなければならない状況になった時に即座にオーリーできるかということになる。

普通のオーリーは助走としてプッシュで勢いをつけてググっとしゃがんでからオーリーしますが、このプロセスをなるべく高速化して、クルージングの動作、即ち巡航プッシュやポンピングの状態からすぐ飛べることを目指す。

これについても、さっき言ったスクエアテールのざっくりさが役に立つ。

適当にスタンス決めてしゃがんで飛ぶ。別に自己べを狙うわけではないので、これでいいのだ(もちろん自己べで超えられる高さじゃないといかんが)

 

というわけで、仮にもクルーザーオーリーを謳うなら、これらの要素は押さえておきたい。

なんか急にハードル上がったな…

まああくまで理想形なので、まずは高さを上げるとこからやっていきます。

(そろそろLDP始めるか?w)

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