新ベアリングを試す前にウィールを変更するという暴挙。
しかもただの変更ではない。
デフォに戻した。
別に血迷ったわけでもカスタムに飽きたわけでもなくちゃんとした理由がある。
ポンピング適性
これから力強いポンピングの会得を目指すにあたってすり減ったシャークでは不安だった。
それなら新しいウィールを買えば…と思うかもしれない。
実際1ヶ月前にはcarverのウィールを検討していたが逡巡してる間に売り切れてしまい購入には至らなかった。その時はシャークを使い続けよという神のお達しだと思ってそんなに気にしてはいなかったが…
ところでこのウィールが何故気になっていたかというとこの形状がポンピングに向いているらしいからだ。1ヶ月前の記事ではエッジが引っかかるからスリップしにくいと言っていたが商品説明を見ると接地面が路面に合わせて変形することが重要なようだ。とにかくこの形状がポンピングにいいらしい。
そういう観点で改めてデフォウィールを見てみると案外悪くない、いやむしろめっちゃポンピング向きではないかと思えてきた。
実際少し荒れた路面を滑ってみたこの動画でも全然滑れてるしな。
撮影当時の記事では小ささゆえの減速のしやすさと凹凸の拾いやすさを懸念材料として挙げていたが、どちらもスリップの恐怖と比べれば些細なことだろう。
しかしそれならcarverじゃなくても同じ形の大きめのウィールを買えばいいのでは?
それはぼくも思ったw
そこでもう一つの理由である。
まくられストッパーを活かすため
自転車用バーエンドキャップで先端の材質が変わったまくられストッパーだが、これもまだ試すことができていない。
そもそもこのまくられストッパーという名前は後からつけたもので本来の名前はテールスパイク…というのはどうでもいいが(笑)、このパーツを付けた本来の狙いはテールを路面に近くすることだった。
つまり大きいウィールを付けることはこのカスタムの効果を殺いでいるのだ。
これはぼくが以前乗っていたBanana Boardの画像だが、自作アングルライザーと大径ウィールの装着により、ここまでデッキを持ち上げなければテールが下に着かない状態になってしまっていた。これをなんとかして足回りを変えずにテールが着くようにしたい、というのがまくられストッパーの出発点だった。
しかしこれはあくまでこの足回りがポンピングに適していると思っていたが故の意地のようなものであり、ウィールを小さくしていいならそうした方がテールは路面に近付くに決まっているw
だから今回はあえて小さいウィールに戻してみることにしたのだ。
もちろんこれでスピードの伸びなさや走破性の低さを感じたらまた大径ウィールに戻すかもしれないが、それもまた一興。
「失敗ではなくうまくいかない方法を発見した成功だ」というエジソンの名言とともに新たなカスタムを楽しもうではないか。
とりあえず今回のカスタムを早く試したいので雨はもう降んな。