何これ
これは昨日たくさんの新規の方が来てくださったにもかかわらずキモい自分語りを展開するという最悪手を打ってしまった反省から、このブログで今までどんなことを書いてきたのかを掻い摘んで紹介しようという、いわば総集編という名の焼き直しです。
とはいえ当時と今では考え方が変わっている部分もあると思うので、既に読んだ方でも楽しんでいただける可能性がなくはないと言い切れなくもないです。いやない。
というわけで第1回はこちらです。
ここから全てが始まったと言っても過言ではないでしょう。いやある(なんなの?)
どういう内容かというとまんまポンピングの解説です。
解説と言ってもいろんな切り口があって、①ではポンピングとは何か、プッシュと比べて何がいいのか、という解説をしていますが、②で書いているのは原理。
すなわちポンピングは何故足をつかずに自走できるのか、という解説ですね。
これを理解することがポンピング修得の近道になると考えたわけです。
基本的にここで書いた考えは今でも変わっていません(さっきと言ってること違くない?)
が、説明としてはもう少し単純化できると思う。
まず、プッシュで進む時のことを考える。
プッシュで進む原理はわかりやすい。足で路面に力を加え、その反作用で進んでいるのだ。
具体的には靴と路面との間に摩擦力を発生させている。
何もプッシュに限った話ではなく、歩きや走りなど、足を使った移動は全てこの原理で進んでいると言っていいだろう。
一方ポンピングでは足を路面につかずに進むわけだが、やはり「路面に力を加えて反作用で進む」ことに変わりはない。つまりどうやって路面に力を加えるかということが重要になる。
まあこれはそんなに難しい話ではない。足をつかない以上路面に接するのはウィールしかないからだ。
ウィールを使ってプッシュと同じことをするにはウィールと路面との間に摩擦力を発生させればいい。すなわち横方向のグリップ力だ。
というわけでこの図になるわけだ。
赤は路面にかかるグリップ力、青はその反作用を示している。
しかしこうは思わないだろうか。
「これでは力が釣り合うだけで移動しないのではないか?」
その通りです。ここから移動するには後輪が釣り合っている内に他の部分を相対的に移動させなければいけない。
つまり前輪を前に動かすのだ。元記事ではさっきの反作用が前方に逃げていくように書かれているがこれは正しくない(えっ?)
この時点においても後輪は釣り合った状態を維持しているが、そこを基準に他の部分が動くために推進力が発生するというわけである。
つまりポンピングとはスケボーを真ん中でぶった切って後ろ半分にプッシュ足の役割を与えることなのである。
というわけでいきなり過去記事の否定から入るという波乱の幕開けとなってしまったが、ここからなんとか軌道修正していきます。
上記のようにウィールで路面に力を加えるために人間(乗り手)はどのように動けばいいのか?
次回はそれを解説します。See You Next Time!
なんかこのシリーズもエターナりそうな予感ががが