前の記事でめっちゃディスってしまったけどこっちは割といい線いってるね。
半身から半身=180度回転がうまくいかないなら90度って発想だろう。
実際ぼくのデモンストレーションでも全然半身になってないのでこれは正しい。
そして回転角を狭めたことにより足を置いた時の前傾姿勢を維持したまま次に移る、ということが自然にできている。
そしてその動きを股関節のキレがやべー状態でやったのがこれってことだと思うよ。
互の目歩きでは横にしか出せなかった足を同じ方向に出せるようにしたのがこの歩きってこと。
そしてそれを可能にしているのが股関節の動きによって引き起こされる骨盤の回転なんですね。
甲野先生は手の形とか、上半身の扱いにはかなり長けてると思うけど、骨盤の動きにはあまり関心がないのかもしれないな。すげー大事なんですけどね。
なまじ普段の姿勢がいいと背骨の直立を崩すことができなくて骨盤のうねりに気が付かないのかもしれない。
それは風の巻①でディスってきた動画の数々を見ればわかるだろう。どいつもこいつも鉛直方向に立ってればいいと思ってやがる。地面を蹴らない、すなわち筋力を使わずに進もうとしてんだから重力使わないでどうすんだよ。