ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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「忍者のナンバ歩き」解説

今巷に出回ってる「ナンバ歩き」がどれもこれも胡散臭く見えるのは「左右の重心移動」がなってないからだと思う。

ナンバ歩きが「地面を蹴らない動き」であるなら竹馬のように脚を「地面に突き立てる」動きが絶対に必要だし、突き立てた脚を軸として体を回転させるわけだから重心がその脚に寄らないと回転モーメントがでかくなってスムーズにいかないと思うんすよ。

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つまりこういうことですよね。

つまりナンバが「良い動き」であるためには頭が左右に動くことが必要不可欠であって、これなくしていくらナンバの良さを力説されても笑止千万だと思うわけですよ。

ぼくはスケボーのポンピングをやってて「左右の重心移動」に対してセンシティブだったからこれに気付けたけど、普通の感覚だと前に進むのに体が左右に動くってのは忌避すべきことであって(ぼくもそう思ってた時期あったし)頭は動いていいんだ、と思うのはなかなか難しいと思う。

 

このように他分野からアイディアをパクってくるというのは非常に重要ですよね。

冨樫先生か誰かが「漫画しか読まない人に面白い漫画は描けない」と言ってた気がするんだけど(かなりうろ覚え)まさにそんな感じ。西洋かぶれの歩き方をしてる私達がナンバ歩きを再現しようとしてもその歩き方が染み付いちゃってるから、自分の持ってる「歩き方」のパーツを組み替えることしかできない。

普通の歩き方の腕だけ逆にしたりとかね。

いやポッケに手突っ込んでても普通に歩けるのにそれで何か変わるんですか?って言いたい。

www.bokusiku.com

事実ぼくも爪先で地面を蹴る歩き方が一番効率がいいと思ってた時期があったけど、ポンピングの練度が上がるにつれて自分の歩き方が変容してきてることに気付いたんですよね。ポンピングの重心移動が知らない内に歩きに輸入されて来てたんです。

まあさすがにひとりでにナンバ歩きになったりはしないけどね。でも腕以外の要素は今回やろうとする前に既に完成してたと思う。

で、腕はこのポンピングから転用してきた。ぶっちゃけ肩と骨盤の動きさえできてれば腕なんて何でもいいんだけど、一番ナンバのイメージに近いのがこれだった。

似た動きを採用してる人がいないか探してみたらこれがかなり近かったけど、やはり上で書いたような重心移動が全く意識されてないので普通の歩き方の腕だけ変えた集団にしか見えない。可哀想だよこれは。

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