こういうのはまず「ソシャゲとして」楽しめるかという枕詞をつけて考えてみる必要があると思う。
ソシャゲにはソシャゲならではの楽しみ方とそうでないものがあると思うからだ。
ソシャゲならではの楽しみ方
これは言うまでもなくソーシャル=社会の中で楽しむということだ。
FGOで言うと(ぼくはやったことないので上のまとめで得た情報だけだが)開催中のイベントの話題で盛り上がるというのがそれに当たる。このイベントに参加するに当たりメインストーリーを一定まで進めておかねばならないため、新規が置いていかれるというのがレビューの言いたいところのようだ。
(その後の古参に唾吐かれるくだりはゲームというよりユーザーの質の問題なので、今は置いときましょう)
FGOのストーリーがどんなものかぼくにはわからないが、まとめを見る限りでは長編の続き物のようになっているらしく、イベント参加者に対して「ここまでは読んでおいてね」と制限を設けるのはおかしいことではないように思う。
(何話時点の話ですよと言っといて読むかどうかは任意にする手もあると思うが)
それに対してデレステはというと、こないだやってましたね。
完全新規キャラによるイベントです。
これは新規ユーザーでも(むしろ新規の方が?)普通に楽しめる内容でした。
そもそもデレステのストーリーは基本的にはアイドルの仕事の様子やアイドル同士のやり取りなどを楽しむものなので過去のストーリーとの繋がりはあまりありません。基本的にどこから読んでも楽しめます。曲を解禁するためにはメインストーリーを進める必要がありますが、興味がなければ全スキップでも全く問題ないです。
話が一気に飛びますがぼくは最近藤原肇ちゃんのことが気になっていて(ホントに話飛ぶな)
この間Sunshine See May(肇ちゃんが出てたイベント)のコミュを一気読みしました。(ぼくはイベントコミュはスキップせずに未読で置いとく勢です)
その中で肇ちゃんがユニットを組むにあたり、既にユニットで活動しているアイドルに話を聞くのですが、その中で印象的だったのが小早川紗枝ちゃんの「最初は上手くやっていけるかどうか心配だった」という述懐です。
これは塩見周子ちゃんとのユニット「羽衣小町」についての話なのですが、ぼくはこのユニットの結成当時の話を読んでいないため、一緒にラーメンを食べに行くほど仲のいい二人しか知らなかったのです。
ですがそれを見てネタバレされたなどとは思いませんし、むしろ該当のコミュを読んでみたくなりました(思い出の鍵というアイテムで過去のイベントコミュを読めます)
現実世界で人の思い出話を聞いて「そんなの知らなかった!」と怒り出す人はいませんよね。それに近いと思います。
このようにデレステのストーリーは「どこから読んでもいい、なんなら飛ばしてもいい」ものであるため新規参入のハードルは極めて低いです。
「俺は重厚なストーリーが読みたいんだ!」という人はそうだなあ、ゲッサンミリマスでも読んどけばいいと思うよ(そこデレマスじゃないんかい)
今回はストーリーの話をしましたが、あのキャラがかわいいとかあのキャラとあのキャラはこんなことしてそうとか話すのもソーシャルな楽しみ方の一つだと思う。要はゲームを通して人と繋がるのがソシャゲならではの楽しみ方ということです。
ここまで書いておいてなんですが、ぼくはそういう楽しみ方はしていません(えー
じゃあ何でやっているのかというと別の楽しみ方があるからです。
長くなったので次回書きます(こんなんばっかだな最近)