前回記事に近い内容の論文を見つけたので紹介します。
http://web.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/kenkyu/2008/kosi.pdf
2.5.拝礼のところです。
すなわち、拝礼においては、股関節以外の関節は、腰椎も頚椎も動かない。そうすることによって、上半身が美しく伸びたまま頭を下げる姿勢を実現することができる。
まさに前回書いた正しいおじぎの形ですね。
またこのおじぎは頭から一番遠いところに軸を置いているため、最大のおじぎができるということも書かれていますね。これは目から鱗でした。
他のところも読むと、武士はいつ戦地に赴くかわからないので腰をやっちまわないようにあらゆる動作で腰を曲げないようになったという考察がされています。
うーん、美しさの追求ではなく常に万全の状態で戦うための所作なんですねー。奥が深い…
とっとと始める
今回は「アキレス腱の伸ばし方」です。
はじめに:アキレス腱の運動で実際に伸びているのはふくらはぎなのですが、わかりにくいのでこの記事では「アキレス腱を伸ばす」と表現します
みなさん学校の体育の授業で準備運動してましたよね?(屈伸、伸脚とかのアレ)
その中にアキレス腱があったと思うんですが、小学校に上がりたての子供がいきなり「あきれすけん」って言われても何のことかわからなくないですか?
何をどうする運動かわからず、とりあえず見よう見まねでポーズを取ってみるが…
ブッブーですわ!(3時間かかった絵なのでガンガン使っていきます)
まあこれでもアキレス腱を伸ばせなくはないのですが…
ここでのブッブーポイントは膝です。
アキレス腱を伸ばす側の膝が曲がっていると体重が地面に対して垂直にかかってしまい、後ろ足にうまく伝わらないため自然に前足荷重になります。そのためアキレス腱を最大限に伸ばすことができないのです。
膝を伸ばすことで体重がまっすぐ後ろ足にかかるようになりアキレス腱が伸びやすくなります。さっきの写真に比べて伸びてる感じするっしょ?
近くで見るとよくわかりますよね!(これも怒られそうだなー)
でもさー
「アキレス腱なんて伸ばしても日常生活で役立つことなくない?」
ブッ!
ブッ!
ブーーですわ!!!(しつこいな)
あるでしょうこの動きを使える場面が!
みなさんが日常的にしているアレですよ!
というわけで次回はかよちんと「アレ」を学びます!
(ちょっと前回と比べて内容薄い気がするがこれでも1000文字いってんのよ…まあ冒頭の武士の話のせいなんですけどね)