ぼくのSix Wheels(僕六輪)

スケートボードのジャンルの一つ「クルーザー」についてのブログです

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ぼくのスケボー:ためすん閣下

この動画のコメント欄で、ありがたいことにアドバイスを頂いたのでありがたく試させて頂いた。

 

まずトラック締めい(意訳)というアドバイス。これは痛いとこ突かれたなと思った。ポンピングとの両立を目指したこのデッキには、オーリーが出来るように調整した箇所とポンピングのそれがあるわけだが、ブッシュの締め具合に関しては完全に後者。よってかなりグラグラ状態なのを見破られてしまった。

 

だけどやっぱりポンピングは捨てたくないので、前トラックはゆるゆるを維持しつつ後ろトラックだけをポンピングに支障がない範囲で締めようと思ったが…

困ったことにいくら締めてもポンピングに支障がないw

限界ギリギリまで締めてようやく少し重くなったかな程度。

ペニーでこんなに締めた日にはたちまち曲がることすらできなくなるはずだが、やはりデッキの横幅が広い分、体重のかけやすさはダンチのようだ。本当に締めたのか?と思うくらい普通に曲がることができた。

もっともそれはデッキの端を踏んだ時の話で、ニュートラルポジションでのふらつきは少なくなった感がある。これでオーリーをやってみると、なるほどテールをまっすぐ踏めるようになって安定した気がする。今までテールが遠いと感じていたのは最短距離ではなかったからなのかもしれない(もちろん車高もあるだろうが)

 

続いて物越えをすると重心が安定するよというアドバイス

これは今のぼくではそのまま試すと転倒必至なので、タイルの目を使って疑似的に試すことに。

これまでぼくはタイルの上を適当に滑りながら無造作にオーリーをアテンプトしていたが(止まってやるとあんましっくりこないのよね)、これを少し変えて、タイルの上を適当に滑りながら(ここは変わらない)跳ぼうと思ったタイミングで前方にあるタイルの目を一つ選んでそこで跳ぶ、というやり方にしてみた。これなら物越えのように同じ場所を往復しなくていいので効率がいいだろう。

で、これもなかなか効果あり。まず前を見ながら跳ぶので前重心や、前足を前に出す意識がしやすいし、跳ぶタイミングが決まるので瞬発力が出やすい。そして左右のブレも少なくなった気がする(これはさっきのトラック締めた効果もあるが)

 

…が、やはり前足の動き自体はあまり改善されずw

とりあえずこのやり方で根気よくやってくしかないかあ…

 

というわけで、タイトル通りアドバイスの内容を試してみたわけだが、実は本当に試したいことはこの後にあったりする。

まあまだ試してないので失敗に終わるかもしれませんが。とりあえず乞うご期待。

ぼくのスケボー:のばすん閣下⑦

昨年末からオーリー練習を始めて、一応テールが浮いてくるようになってきた中で、一つの感情が芽生えていた。

 

平日も練習したい!

 

元々ぼくは(あまり大きい声じゃ言えないが)最寄りのバスを逃した時用の緊急移動手段としてスケボーを活用しており、ポンピングはこの時の移動を利用して修得した。

緊急と言いながら毎日乗ってた頃もあった。その結果どうなったかはここで書く必要はないだろう。それほどまでに平日の練習は効果絶大ということだ。

 

だが、同じことをオーリーでやろうと思うと一つ問題が生じる。

言うまでもなく携帯性の問題だ。

ぼくがオーリーをやっている下駄クルーザーは普通のスケボー(31インチ)よりは小さいながらも30.75インチ(78.105cm)あり、こんなものは流石に会社には持っていけない。ペニーなら運べるが今度はオーリーが無理だ。えっペニーでもオーリーできるよって?ハッ(鼻で笑う)

 

そんな感じでジレンマに陥っていたところ、YouTubeのおすすめにある動画が。

Magneto?聞いたことないブランドだな…(サムネで綴りミスってるけど)

と思って見ていると…

めっちゃオーリーやっとるやんけ!

しかもミニクルオーリーにありがちな「めっちゃ上手い人ならできます」って感じじゃないのが親近感あって良い(笑)


ミニクルーザースケートボード Magneto クルーザーショートボード

というわけでこいつをポチろうかめっちゃ悩んでるところ。

デッキテープが吹き付け式なのも普通の靴でもあんま擦り減らなそうで魅力的だよね。

 

けど今平日はアームレストクルーザー、休日はペニーで落ち着いてるミニクルーザーのパワーバランスが崩れちゃうのもどうかなあって気がする。下手したら両方要らなくなっちゃう可能性すらあるしさ。

だからこいつはマジで毎日オーリーやりたくて仕方なくなった時の最後の手段として取っておこうと思う。ってか下駄クルーザー組む前はもう板増やしたくないとか言ってたくせにそっから2か月で3枚増やすのは流石に駄目だろ自分。なので少し落ち着きます。

ぼくのスケボー:のばすん閣下⑥

オーリー練習を始めてからもうすぐ2か月、今まで日進月歩ながら確実に上達を感じながらやっていたが、初めて大きな壁にぶち当たったかもしれないw

いや、この前足問題自体は当初からずっとあったのだが、他の要素が割とオールクリアになりつつあることで、この問題の根深さがいよいよ露呈してきたと思う。

まあ本当に前足以外はかなり改善したと思うんで、完全にターゲット絞って練習できるのは気が楽ではある。この動画もスローで見ると何気に前輪から着地しているんよな。

これができてるということは、ノーズは完璧に上がっていて、前足でそれを跳ね返している。そしてそれが地面に着くまでの間、後輪は浮き続けている。それが可能になるほどの強い弾きができてるということだ。ちょっと前まではこんなこと考えられなかった。

確実にカスタムが効いているし、上達もしていると思う。あとは前足の跳ね返しをもっと強くしてもっと高い位置で板を平行にするだけだ。頑張ろう。

ぼくのスケボー:のばすん閣下⑤

腕を振り切ってから跳ぶという発想の転換により劇的に板が浮くようになってきたので、久々に動画を撮ってみたが…

前足が全然使えてへんやんけ!!

(音ズレすみません)

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腕を先に振ることで確かに弾くタイミングはよくなったし、実際ちゃんとテールも浮いてくるようになった(10cmくらいだが)けど、前足でノーズを押すことができていない!

これではいくら板が浮いてもオーリーとは呼べないな…

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一応テールヒットの時点で前足はここまで来ているので、ここから少し前に出してやれば板をコントロールできると思うんだけどそれが一番(略ふわ時間)

 

てなわけで振り出しに戻った気分だが、前足以外の動きは確実に良くなっていると思うので、あとは前足をひたすら練習すればちゃんとしたオーリーになりそうな気がする。

やっぱりサンチャートラックでノーズを長くしたのも効いてるのかな。弾けてない感じは全然しなくなった。

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ちなみにあんま気にしてなかったけどブッシュをこの汚い反発強めのやつに替えたことで、ポンピングはめっちゃ進むようになりました。後ろ足を踏むとマジでバネみたいにビヨンって跳ね返ってくるのよ。これはもっと早くやっとけばよかったかもしれない。

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一方、5つ目の車輪まくられなャスターを搭載した新生ペニーも合間合間で乗っていたが、マニュアルで進める距離は着々と伸びてきている。

テールに体重をかけすぎるとキャスターの回転が止まってしまう問題があり、ぼくはこれをキャスターの回転性能が低いせいだと思っていたが、実は違った。

f:id:sattin0107:20210206200646j:plain

間に入れたゴムのこの部分がタイヤに当たっていたっぽい。

というわけでこの部分を下駄クルーザーのデッキテープ(他にヤスリがなかったので…w)で削ってみたら強めに踏んでも止まらなくなった。

これでよりキャスターの恩恵を得られるようになり、上手くバランスを取れればかなりの距離を流せるようになりそうだ。

正直前回はソフトタッチすぎてもはやただのマニュアルだったからね…w

 

ペニーの方はこれでいいとしてとりあえずオーリー足の練習をひたすらやらなければ…

結局オーリーの難しさって最終的にはここに集約されるんだろうな。

まあテールは割と浮いてるのがわかったし一点集中で練習できるのはありがたい。

ぼくのスケボー:のばすん閣下④

オーリー時、弾く前にどどんまいの腕の動きを完成させることで劇的に板の浮きが良くなったが、何故それで上手くいくのかの考察が少し甘い気がした。

というのも、前回腕を振り切ると同時に膝が伸び切ると書いたが、実際の動きを見てみると膝は曲がったままなのだ。腕を振り切ってからワンテンポ遅れて膝がビクッとなる感じだ。

 

このビクッとなるのがキーポイントではないかと思った。

つまり膝は勝手に伸びているのではないか。

 

具体的に言えば伸張反射を使ってる気がする。

伸張反射というのは筋肉が勝手に伸ばされたことを感知して収縮するという脊髄反射の一種。平たく言うと「あれこの関節めっちゃ曲がってね?伸びろー!」ってなる体のオート機能みたいなものだ(だいぶ平たいな)

膝の下をハンマーで叩くと足がぴょこっと上がるいわゆる「脚気の検査」はまさにこの反射を確かめるものなのですが、自分でやってみると叩いてから上がるまでに若干ラグがあるよね。このラグが今回の腕を振り上げてから膝が伸びるまでのラグにかなり近い気がしました。

そしてこれが起こる時、自分では膝を伸ばそうとしていないのです。

これがとても重要な気がした。

膝を伸ばすということは結局板を下に押すことなので、板の浮きを阻害する動きとなってしまうし、前足の膝はその後曲げなければいけないので、伸ばす→曲げるを一瞬でやらなければいけないというフィジカルゲーになる。

 

しかしこのどどんまいジャンプでは膝は勝手に伸びるのでそんなことは関係ない。

腕を振る→前足上げて後ろ足で弾く

この意識だけでできてしまうのだ。

 

では何故伸張反射が起こるのかだが、それはこれまでにも何度か書いた上向きのベクトルが関係している。

つまり、腕を後ろに引き上げることで手、肩、ケツの上昇の力が発生するのだが、この反作用が下向きにかかることで、膝にとっては予想外の曲げる力が加わることになる。

そこで「あれこの関節めっちゃ曲がってね?伸びろー!」となるのである。

 

よくオーリーは上半身で跳べと言われるがその真意はここなのかもしれない。

ぶっちゃけ上半身の動きだけでジャンプするなんて相当な身体能力がないと無理なはずだ。座禅ジャンプみたいなもんだし。

言いたいのは下半身を自分で動かそうとするなということなのだろう。

 

これがわかるとオーリーは格段に楽になると思う。足の動きのイメージが一方向でよくなるからだ。オーリーの完成形を見ると一瞬のうちに様々な動きをしてるように見えるけど、実はその中には無意識のものが含まれてるということ。無意識だから人に教える時に自分でどうやってるのかわからないところが出てきて、そこをどう説明するかでブレが生じてるような気がしました。皆さんはどうお考えでしょうか(雑に締めるのやめろ)

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